コロナ禍で社用ノートPCを社外で使用する機会が増えました。
皆さんオンライン会議を外でやりますのでこんな問い合わせがきます。
漠然とバッテリーが持ちませんと言われてじゃあ交換しましょうと言えるようなリッチな会社ではないので、それとなく調査はしなければいけません。
しかし、バッテリーの状態調査なんてどうすればいいの・・・テスターとかもないし・・・と困ってしまったのでした。
ググるとなんとWindowsには「powercfg」というコマンドがありました。
これで現在のバッテリーの容量が分かるようです。
コマンドプロンプトで
powercfg/batteryreport
と打ち込んでみてください。(安全なコマンドですよ)
C:\User\<自分>\battery-report.html というファイルが生成されます。
このファイルを開くと、Installed batteriesの項目に
FULL CHARGE CAPACITY
という属性があります。
こいつが現在のバッテリー容量というわけです。
↑の画像は私のPCの情報なのですが、
これだと44,270mWh(ミリワットアワー)
一時間に44.27ワット使える(だろう)ということですね。
ちなみに、DESIGN CAPACITYはサイトによっては「工場出荷時のバッテリーの容量」だとか、「バッテリー使用から現在までの時間から計算した残容量の理論値」と言っているところもあり本当のところは?です。
今度調べてみます。
いろんなPC見た感じ、DESIGN CAPACITYのUsage historyをみると容量増減しているので後者が正しいのかな?と思っています。
動画やストリーミング再生は30,000mWh使うと聞いていますので、1時間ちょっとしか持たないわけです。
それで冒頭の問合せに戻るのですが、大抵のノートPCだと積んでいるバッテリーは42,000~46,000mWhでしょうからそもそもがバッテリー駆動でオンライン会議に向かないのではということを伝えています。
つまり、WEB会議等するときは電源確保してからやってね。ということです。
バッテリーについては全く素人なのですが、情シスという立場だと頼られてしまうのがいいところでもあり怖いところでもありますよね。
まあ、途中で電源切れるかもしれないと思いながらお客様とWEB商談しているその人も怖いのですが・・・
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