普段業務してて個人的にすごい疑問なことその1である、GoogleWorkspace導入しているのにローカルでExcel使っている人。
共有する必要がある資料なのにExcelで作ってドライブにアップする人。
挙句の果てにはローカルでExcel壊れて共有できなくなって再作成の二度手間。
ExcelもGoogleドライブにアップすればスプレッドシートで開けますが、実は色々機能が制限されてしまいますのでGoogleスプレッドシートに変換してほしい。そこまでやってほしい。
(特に.xlsx形式のままだと変更履歴やセルの編集履歴が追えなくなるのは地味に面倒)
腹をくくってGoogleスプレッドシートに慣れてください、と言いたいところですが・・・
やはりGoogleスプレッドシートでは不得意なことがあってローカルでやらざるを得ないこともあります。
GoogleスプレッドシートとExcelのメリットデメリットを比べている記事はたくさんありますが、
実際に使ってみてどういう事実からエクセルを使ってしまう人がいるのか・・・
これをn=1の経験ですが書いていきます。
数万行を超えるCSV
Googleスプレッドシートは大量のデータを入れようとすると結構早く限界を迎えます。
ローカルのExcelだと余裕な数万行のCSVもスプレッドシートにアップしようとするとブラウザが固まる固まる。
特にシステムからダウンロードしたCSVなんか日常的に加工する人はローカルで組みたくなるのもわかる。
さらに、ローカルExcelからスプレッドシートにコピーしようものなら数千行ですら固まります。
セル1個1個API走ってるんじゃ？と思うくらいExcel→スプレッドシートのコピーは遅い。
必要がある場合はCSVをGoogleドライブにアップしてスプレッドシートで開く、という操作の方がマシになる。
図形描写
Googleスプレッドシートの図形描写はどうにかならないものか。
スプレッドシートで図形描写しようとするとスプレッドシート内で図形描写アプリが起動してその中で思った通りに図形を作らないといけません。
シート上で作っていくことができないのでサイズ感や全体像を考えながら作っていくことができない。
単に機能として使いにくい。わかる。
ちなみに、ピボットテーブルやピボットグラフは実装されたのでそこは許せる。
フィルタの機能
これは知っているか知らないかだけの話ですが、慣れてない人がエクセル感覚でフィルタかけてしまい共有者全員に影響させてしまうことはあるあるかと思います。
むしろなぜデフォが全体に影響するフィルタがかけられるようになっているのかが疑問です。
フィルタ表示であればユーザー単位でフィルタを制御できるのでそちらを基本にすればいいと思うんですが・・・
ちょっと分かりにくいですよね。わかる。
オンラインじゃないと使えない？
これはGoogleオフラインドキュメントというものを入れてください。
もっと言うとGoogleドライブのインストールアプリ版を入れてください。
ローカルにしかデータないとPC壊れたとき絶望しますよ。ドライブ同期使ってください。
というのは置いといて、オフラインでもスプレッドシート編集できるようになるChrome拡張機能があります。
Googleサービス使うんですからChromeつかいましょう。ね。
それでもExcelは残る。
こういうことすべて解決してもExcelは残ると思います。
今でも古いシステムがレガシーと呼ばれても撲滅できないのがシステム業界ですからExcel一択だった時代があった、という事実がその理由になります。
それとは別に、スプレッドシートの機能がよくわからない、使い慣れたExcelがいいというのは何とかしたいところ。
レガシーが消せず環境が残る中、新しいやり方にどうやって慣れていってもらうかを情シスが主導して啓蒙できなければいけないと思う今日この頃です。
もっとGoogleアプリ使いこなしていきたい、という方は情シスの人に質問すると案外情シスの人は喜ぶと思いますよ。ぜひ。
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