Gsuiteを購入している方は前々から通告があったかと思いますが、2021/11/15にGsuiteプランからGogoleWorkspaceに自動的に移行されることになっていますね。
これ、人によっては困ることになると思います。
というのも、GsuiteBasic(680/月)のプランだった人も、GoogleWorkspaceBusinessStandard(1360/月)に自動移行されしまうのです。
メールが散々きてはいますが見ていない、気づいていない人には12月のGoogleの請求が2倍になっているという(日本的かもしれませんが)事態になるわけです。
一応メールにもGsuiteBasicと同額のGoogleWorkspaceBusinessStarter(680/月)に変えたい場合は手動で切り替えてくださいと記載がありますが、フォントサイズが小さくされていてセコい。
デバイス管理ができなくなる
さらに、GsuiteBasicでできていた下記のことが BusinessStarterだとできなくなります。
・Googleチャットのスレッド機能
・GoogleDevicePolicyによるデバイス管理
これ、結構衝撃だと思います。
チャットは目を瞑れますが、デバイス管理は組織運用のコアな部分ですからね。
iPhoneやAndoroidスマホを会社で使用している場合に管理する方法がなくなってしまうということですね。
なお、どちらもBusinessStandardなら使用できます。
つまり、値段据え置きで機能を減らすという意味でシュリンクフレーションではないでしょうか。
これから
とすると、情シス的には他サービスへの移行を考えざるを得ません。
競合のMicrosoft365は946/月で利用できるプランですべてカバーできるうえ、OfficeとADが付きますからBusinessStandardに移行するよりはこちらの方が費用対効果が高いわけです。
Googleの考えとしてはどこに勝負できる見通しがあったのでしょうか?
少なくとも、デバイス管理があれば惰性で続投できなのになぁと思います。
GASもGoogleサイトもGoogleフォームも良いプロダクトですが、中小企業には急に倍額払う懐の深さは・・・
BusinessStarterしか契約できないようなところは切り捨てても大丈夫という判断がでたのか、値上げしても魅力のあるサービスになっている自信があるのか分かりませんが、移行のやり方、その内容にちょっと考えてしまう事件でした。
コメント